「津島の達人」になった話
ご訪問ありがとうございます。
今日は「津島の達人」になったお話です。
1.津島ってどんなところ?
「津島の達人」の「津島」は、愛知県津島市のことです。
愛知県尾張西部地方にあります。
より引用
上の画像の濃いピンクの部分です。
10年ほど前に住んでいました。
こちらは尾張津島天王祭という津島市で夏に開催されるお祭りの様子です。
この提灯を飾った船は巻藁船(まきわらぶね)といい、祭りでは巻藁船に提灯をつけた竹竿をひとつひとつ刺していく様子を見ることができるのですが、とても綺麗で圧巻です。
平成28年12月にはこの祭りがユネスコ無形文化遺産に登録されました。
かの有名な織田信長が、この祭りを見物したといいます。
また、津島市にある津島神社の楼門は豊臣秀吉が寄進建造したそう。
津島市は歴史ある街なのです。
(勉強するまであまりよく知りませんでしたが)
2.津島の達人とは
正式名称は
信長の台所歴史検定「津島の達人」
です。
ご当地検定の一種です。
テキスト閲覧可の「津島の達人」試験と、テキスト閲覧不可の「津島の達人」上級試験があります。
私は「津島の達人」試験を受験しました。
受験料は1000円と良心的な価格でした。
3.なぜ受けようと思ったか
ご当地検定は冬に開催されることが多く、この検定も冬から春にかけて行われました。
年1度しか開催されないので、この時期を逃してしまうと1年受けられません。
また、やはり一度住んでいた津島市に興味があったこと、オンラインで受けられること、受験料が安いこともあり、勢いで受けました。
4.勉強法
TOP - 信長の台所歴史検定「津島の達人」に公式テキスト?のダイジェスト版と津島の達人直前講座のPDFが載っているので、こちらを読みました。
わからない漢字が多かったのでひたすらふりがなをふりました。
5.どんな試験だったか
テキスト閲覧可ですが、テキストダイジェスト版や津島の達人直前講座をどう探しても載っていない問題もあり、上級でなくても難易度は高いと感じました。
今年はオンラインの試験でしたので、遠方からでも受けられたのがよかったです。
6.結果
2週間ほどで結果がわかりました。
結果は無事合格🌸
↑まんなかのキャラクターは
「つし丸」くんです。
津島市のHPいわく、つし丸くん以外にもいるみたいですね。
そしてしばらくして合格証も届きました。
↑つし丸くんバッジも同封されていました
7.感想
昔住んでいたといっても、数年住んでいただけで生まれ故郷というわけでもないので、津島という街のことは正直よく知りませんでした。しかし、数々の歴史がある街なのだとわかりました。
津島社(津島神社)は疫病退散の神社(牛頭天王が祀られている)として知られ、近世において、津島牛頭天王社の門前町と湊町という二つの特徴をもつ商業都市だったそう。
しかし現代においては、バブル崩壊、中国等からの安い製品の流入で地場産業(毛織物産業)が衰退。
また、伊勢湾台風(昭和34年、津島市にも長期の浸水被害をもたらした)により、人口流入が滞ってしまったといいます。(私が以前住んでいたところも海抜0m以下で、確かに浸水の危険性が高いところでした。)
かつての賑わいを想像すると、なんだか寂しさを感じます。
それでもやはり祭りや歴史的な遺産が多く残る津島市は魅力的なところだと思います。
津島にまた行きたくなる検定でした。
参考